スキンケアに使う水の質を気にする人は、まだ多くありません。でも、化粧水の基材が変わると、肌の感触は明らかに変わります。Fountain Jade Hollowでは、施設内の天然湧き水を精製してフェイシャルトリートメントの基材として使用しています。なぜ市販の精製水ではなく、湧き水なのか。その理由を説明します。

湧き水と精製水のミネラル成分の違い

精製水(蒸留水やRO水)は、ミネラルをほぼ完全に除去した水です。肌への刺激が少ない反面、ミネラルによる肌への作用も期待できません。一方、天然湧き水にはカルシウム、マグネシウム、シリカなどのミネラルが微量含まれています。特にシリカ(ケイ素)は、肌のコラーゲン合成に関与するとされており、化粧品成分としても注目されています。

当施設の湧き水の成分分析結果

Fountain Jade Hollowの湧き水は、年2回、第三者機関による水質検査を受けています。直近の検査(2026年4月)では、硬度38mg/L(軟水)、シリカ含有量22mg/L、pH7.2という結果でした。軟水であるため肌への刺激が少なく、シリカ含有量は国内の天然水の中でも比較的高い値です。この水を精製(活性炭フィルターとUV殺菌)した上でトリートメントに使用しています。

フェイシャルトリートメントへの応用方法

湧き水フェイシャルでは、この精製湧き水をクレイパックの基材として使用しています。カオリンクレイを湧き水で溶くと、精製水で溶いた場合と比べてテクスチャーがわずかに滑らかになります。これはミネラルイオンがクレイの粒子に作用するためと考えられます。また、マッサージ後の仕上げミストにも同じ湧き水を使用しており、施術後の肌の水分量が持続しやすいという感触があります。

自宅でのホームケアへの応用

施設内の湧き水を自宅で再現することはできませんが、ホームケアコレクションの「翡翠ウォーターフェイシャルミスト」には、この湧き水を精製したものを基材として使用しています。化粧水の前のブースターとして使うと、その後のスキンケアの浸透感が変わるというゲストの声が多いです。製造量が限られているため、在庫切れになることがあります。

湧き水フェイシャルの詳細は、トリートメントメニューのページをご覧ください。初めての方には、施術前のカウンセリングで肌の状態をお聞きした上でご提案しています。