アロマテラピーで使う精油は、産地と抽出方法によって成分が大きく変わります。Fountain Jade Hollowでは、北海道・富良野産のラベンダー精油と、和歌山産の柚子精油を中心にアロマブレンドを構成しています。なぜこの2種類なのか、そしてなぜ産地にこだわるのかを説明します。
富良野産ラベンダーの特徴 ¶
富良野のラベンダーは、フランス・プロヴァンス産と比べると、リナロール含有量がやや低く、酢酸リナリル含有量が高い傾向があります。これは、富良野の気候(夏の昼夜の寒暖差)が精油成分に影響するためです。酢酸リナリルは、鎮静作用と筋弛緩作用に関与するとされており、ボディトリートメントのオイルに使うには適した成分バランスです。Fountain Jade Hollowでは、富良野の契約農家から収穫後48時間以内に水蒸気蒸留した精油を直送してもらっています。
和歌山産柚子精油の複雑な香り ¶
柚子精油は、果皮の圧搾法と水蒸気蒸留法の2種類の抽出方法があります。Fountain Jade Hollowで使用しているのは、和歌山の「橘屋農園」による低温圧搾法の精油です。圧搾法は熱を加えないため、果皮の青みと酸味を含む複雑な香りが残ります。リモネン(柑橘系の主成分)に加え、β-ピネンとγ-テルピネンが比較的多く含まれており、これが他の柑橘精油にはない独特の深みを生み出しています。
2種類をブレンドする比率と効果 ¶
施術で使用するアロマオイルは、ラベンダー2%、柚子0.8%、スイートアーモンドオイルベースという処方です。この比率は、中村 葵2年間かけて調整したものです。ラベンダーが多すぎると鎮静が強くなりすぎ、施術後に眠気が残ることがあります。柚子を加えることで、鎮静しながらも気分が明るくなるバランスが生まれます。
精油の品質を維持するための保管方法 ¶
精油は光と熱に弱く、開封後は酸化が進みます。Fountain Jade Hollowでは、精油を遮光ガラスボトルに入れ、15度以下の専用冷蔵庫で保管しています。開封後3ヶ月を過ぎた精油は施術には使用せず、施設内のアロマディフューザー用に転用しています。ホームケアコレクションの「富良野ラベンダーボディオイル」も、同じ精油を使用した同一処方です。
アロマボディラップやボディオイルのホームケア商品については、ホームケアコレクションのページをご覧ください。精油のブレンドについてご質問がある方は、ご予約とアクセスのページからお気軽にお問い合わせください。